こんにちは。
たなやん(@tanayan515)です。

呼吸療法認定試験の過去問といえば「青本」が有名だけど、口コミ・評判はどうなのかな?
使った人のリアルな感想が聞きたい!
そんな疑問にお答えします。
結論からいうと、青本は
「問題数トップクラスを誇る過去問集」だけど、使いにくいから勉強し始めには向かないよ
です。
だけど私は「青本をくりかえし解きまくる」という勉強法で、試験を一発合格することができたのも事実。
今回は、そんな『青本』のリアルな口コミと評判を赤裸々にレビューし、詳しく解説していきます。
なお、呼吸療法認定試験に合格するためのオススメ勉強法と参考書を知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎▶︎【呼吸療法認定士】一発合格者がイチオシの勉強法と参考書を紹介します
『青本』ってどんな問題集?
(画像は私が実際に使っていた青本。使い倒したのでボロボロです)
呼吸療法認定士予想問題集:通称『青本』について詳しく解説していきます。
青本の概要
まず『青本』の基本的な情報は以下のとおりです。
編著 | 認定士研究会 |
価格 | 4350円(税込み) 2019年版の値段です。別途、全国一律送料がかかります。 |
販売時期 | 毎年4月頃 (2020年4月20日現在、2020年版はまだ出版されておらず) |
販売方法 | ネット販売のみ。 認定士予想問題集のホームページからのみ、購入可能 |
支払い方法 | 銀行振り込み・ゆうちょ銀行振り込み・代金引換の3種類 |
送付方法 | 【銀行・ゆうちょ銀行振り込み】クロネコメール便 【代金引換】代金引換ゆうメール |
ページ数 | 312ページ(2019年版) |
問題数 | 822問(2019年版) |
呼吸療法認定試験の過去問集として、1番古くから発売されている『青本』。
販売元は2005年から2019年に及ぶ問題傾向を把握しており、毎年それに基づいて作成されています。
青本のメリット
青本のメリット
- 出題傾向などの情報を得やすい
- 頻出問題を把握しやすい
- 持ち運びに便利

出題傾向などの情報を得やすい
2019年版の青本は、822問という莫大な問題数。
他の過去問集と比べて群を抜いて多い問題数なので、たくさんの情報を得やすいというメリットがあります。
- 出題傾向
- 出題範囲
- 問題の問われ方
- 問題の難易度
などです。
頻出問題を把握しやすい
問題ごとに、右下に出題年度が記載されています。

(画像の青本は2015年版。過去10年のうち8回も出題されています)
出題年度が分かることで頻出問題を把握しやすいので、その範囲にヤマを張って重点的に勉強することができるんです。
A5サイズなので持ち運びしやすい
A5サイズと他の参考書よりコンパクトなので、持ち運びにとっても便利です。
青本のデメリット
青本のデメリット
- 「解説がない」解答が多い。解説があっても分かりにくい
- 解答が間違っていることがある
- 入手しにくい
- 売り切れの可能性あり
- 送料や代引き手数料が地味に痛い

「解説がない」解答が多い。解説があっても分かりにくい

そう思う理由が
「解説がない」または「解説があっても分かりにくい」からです。
(画像は実際の青本の解答と解説です)
解説があってないようなもの。
小難しい専門用語や、問題の選択肢ごとに正しい内容を調べたりするので、ものすごーく時間と手間がかかりました。

公式テキストが届くまでに青本1周はするぞ!
こんなやる気も見事に打ちのめされました。
ヒーヒー言いながら調べていた思い出があります。
解答が間違っていることがある
青本で勉強を進めていくと

となることがたまにあります。
いや、結構ありました。
解答をどーにか調べてみると…
「やっぱり解答、間違ってるじゃん!」って謎が解決するときもあれば
「ハッキリした答えが分からん!もうシランっ!」となるときもあります。

調べてもよく分からないと、時間を無駄にした感が否めません
最近知ったのですが、正誤表を作成してホームページ上に掲載してくれていました。
コチラがホームページの正誤表↓
2019年版の解答間違えは、全部でなんと…18問!

入手しにくい
『青本』が購入できるのは、認定士予想問題集のホームページのみ。
本屋さんや楽天・アマゾンでは取り扱っていません。
発売日も毎年4〜5月頃とざっくりしか分からないので、購入したい方はこまめにホームページをチェックする必要があります。
売り切れの可能性あり
『青本』は数量限定。
早めに注文しないと売り切れていることも多いので、購入したい方は注意が必要です。
送料や代引き手数料が地味に痛い
青本の本体価格4350円に加えて、送料と代引き手数料(振込なら振込手数料)がかかります。
それが地味に痛い。
ちなみに送料は、1冊につき全国一律300円となっています。(3冊まで購入可。最大900円)
代引き手数料は600円です。
青本の口コミと評判
呼吸療法認定士、青本もeラーニングも役にたったけど、最終的には教科書が1番大事だったなぁ
— オリオン (@orion1902) December 29, 2019
呼吸療法認定士の勉強方法で感じたこと。
実況中継は読み物として勉強になった。
100問ドリルは基本をカバーし雰囲気がわかる。
青本は試験内容に近いけど、解説と解答がもう少し欲しい。試験1ヶ月前くらいにやるとちょうどいい。
たしかめドリルはむずい。— 常に我が道を行く まし🐧 (@rehamashi) November 25, 2018
呼吸療法認定士の勉強で青本ばっかり使ってると危ないかもしれません!青本こわい!誤字脱字多すぎる!不適切問題多すぎる!テキストで十分!今言ってもしょうがないですが!頑張ってください!!!
— 電マPT😇手を洗うとめっちゃ水飛ぶ (@denmaPT) November 23, 2019
本日、呼吸療法認定士の合格通知が届きました。
ひたすら問題を解き、問題文の1つ1つの文をなぜ正解なのか、なぜ不正解なのかをテキストを端から端まで読んで理解できるまで落とし込みました。青本は5周しました。
青本は解説が少ないとの声もありますが、解説の多い参考書に頼るのではなく、自分でテキストを読み、理解することが大切です!いくつもの問題集を買うのではなく、青本の問題集の問題文の理解を深めれば合格できます。今回は、試験終わった後に合格したと確信がありました。それは、青本をやって参考書を読んで確実に答えを導き出せたからです。約半年間、毎日一緒だった青本に感謝です!!認定士問題集HPのブログ記事より引用

青本は良い口コミも悪い口コミもあるけど、うまく活用すれば『合格』にグンっ‼︎と近づくことができるよ!
まとめ:「過去問集=青本」という時代は終わった。もっと使いやすいテキストがあるよ
まとめると、
- 青本は解説が少ないので勉強し始めの人には向かない
- 出題傾向や頻出問題の把握にはもってこい
- 良い口コミも悪い口コミも、両方ある
- 購入したいならHPをこまめにチェック
こんな感じです。
私がもし、また呼吸療法認定士を受験するならば、ぶっちゃけ青本は購入しません。
(青本の関係者さんすいません…)
ひと昔前までは「過去問といえば青本」というイメージだったけど、今はもっと分かりやすくて使いやすい過去問集が出版されています。
私のおすすめの過去問集はコチラ↓
こんにちは。 ナースたなやん(@tanayan515)です。 ・呼吸療法認定試験の勉強法が分からない ・働きながらでも効率的に勉強する方法はある? ・おすすめの参考書も知りたい! […]
仕事をしながらの勉強は大変ですが、自分に合う問題集を見つけて効率よく勉強に取り組んでくださいね。
みなさんの、過去問集選びの参考になれば嬉しいです♩
周りと大きく差をつけて「一歩先に進む」ためには、1日も早く勉強をスタートさせよう‼︎